メイン | 2008年03月 »

2004年08月31日

●通信簿

 なぜか、私は小学生から大学生に至るまでの通信簿を持っている。
 しかも、ご丁寧にバインダーにきっちりと整理してある。
 そのバインダーを見ると、通信簿だけでなく、高校生のころの全国模試の結果だとか、実力テストの結果、通信教育(旧Z会)の成績表まで丁寧にバインダーに収めてある。
 なぜ自分の成績表をきっちりファイリングしてあるのかは今となってはよくわからないが(おそらく、大学入試に気合いを入れるためだと思われる)、久しぶりに見ると非常に面白いということがわかった。
 例えば、小学校一年生のころの担任の先生の記述欄には、「静かな遊びや机の上での作業を好みます」とか、「じゃんけんをしたり、虫にふれたりが苦手で、集団や自然に積極的にかかわろうという姿勢がみられないのが残念です」などと書いてある。
 今でも机の上での作業を好むし(このPCも机の上での作業だ)、虫は相変わらず苦手だし、自然はきれいだと思うけれども自分から積極的にかかわろうと思うかというとそうでもない。20年以上たっても、あまり変わっていないものだと思うと、なんだか面白いものがある。
 皆さんは通信簿をとっておいてあるだろうか?とっておいてあるなら、見てみると面白いと思う。

●本好きへの100の質問:004

- 004. 購読している雑誌はありますか?-
 ない。
 最近、PC関連の雑誌を購読しようかと思っているが、興味のない特集だったりしたら読まないだろうし、だんだん邪魔になっていくからおそらく購読はしないと思われる。
 以前は、2年ぐらい女性誌を購読していたことがあるのだが、毎年同じ時期に同じ特集を組むことや、女性誌に載っている特集や記事自体が広告なのだよなあと思ったら、なんだか購読する気が失せてしまった。そのために今年の流行りの色や形を周囲と一歩遅れて知ることになったが、別に困っていないので(一瞬知らないのは自分だけかと恥ずかしくなるが)、今後も買わないと思われる。
 読みたい雑誌があるときは、立ち読みですませてしまうことがほとんどである。

2004年08月30日

●スーパーサイズ・ミー!

 「スーパーサイズ・ミー!」は来年公開される映画である(米では公開されている)。
 この映画は「華氏911」のようにドキュメンタリー映画で、米ですでに見た人の感想だとか、映画サイトでの特集だとか、色々見ていくうちに、私も見たいと思うようになった。
 「スーパーサイズ・ミー!」は、主演の監督が、一ヶ月3食全部マクドナルドのハンバーガーをとにかく食べる、という、ただこれだけのことを、えんえん撮ったものである。一ヶ月3食ファーストフードにしたら具合が悪くなるのは当たり前だと思う。そんなに食べたら緑色のう◎ちがでるのではないかと私などは思っているが、緑色のう◎ちはでなくとも具合は悪くなったらしい。
 アメリカではこういったファーストフードに関する訴訟というものが実際にあって、それがこの映画を撮るきっかけになったのだそうだが、ここまで内容を知っていても私は見てみたいと思う。
 公開が待ち遠しい映画である。
----
公式サイト(英語)はこちら スーパーサイズ・ミー!

●本好きへの100の質問:003

- 003. はじめて自分のお小遣いで買った本を教えてください。また、その本を今でも持っていますか?-
 自分のお小遣いで買った本は何か?どうも思い出せない。
 私はかなり長い間、小さいころは母に適当な本を買ってきてもらい、図書館が身近にあれば図書館で本を借りる、という具合にしていたので、自分ではじめて買った本は何か?ということがなかなか思い出せない。また、こんなにも思い出せないというのはきっと所持もしていないのであろうと思う。
 だが、おぼろげに、もしかしてこれが最初かもなあ・・・と思う本がある。それは井上靖「天平の甍」である。なぜこれが最初かもしれないのか、というと、これは高校生のころの夏休み読書の課題図書だったような気がするのである。しかし本当に最初か、と聞かれると非常に疑わしい(何しろ記憶がない)。
 書いていて思い出したのだが、もう一冊、これも最初かもしれないなあ・・・と思う本がある。どうも、これが最初だったかもしれない。これは明かに、自分の意思で買ったような覚えがある。ベニー松山「隣り合わせの灰と青春」である。ウィザードリィというゲームをノベライズしたものだといえば、大体どういうものかわかるだろうと思う。
 私はジュニア小説というものはジュニアな年齢の頃から好きではなかったが、この小説に限っては、(日本の)ウィザードリィのイメージイラストを手がけていたのが末弥純で非常にカッコよかったのである(画集も一冊買ってしまったくらいだ)。
 なぜそれを買ったのかはあまり思い出せないが、我が家にあったゲーム雑誌の広告に、その小説の一部分が載っていて、それで読みたくなったのではないかと思う。
 ファンタジー小説なので、それ(エルフとか魔法とか)がだめな人はだめだと思うが、このお話は非常に面白く、かなり夢中で読んだ覚えがある。この小説が好評だったのか、ウィザードリィ小説のシリーズはそれ以降かなり出版されたと思うが、本当に面白いと思った小説は「隣り合わせの灰と青春」だけである。
 持っていないと思ったら、本棚にちゃんとあった。おそらく面白かった思い出があったから、残っていたのだと思う。
天平の甍 改版(新潮文庫)
隣り合わせの灰と青春―小説...
 

2004年08月29日

●お好み焼き定食

 関西では、お好み焼きにご飯がつく「お好み焼き定食」は日常のものらしい。
 私にとって、お好み焼きはそれ単体か、ちょっとした何か(ご飯ではない)と共に食べるものだと思っていたので、これは素直な驚きである。
 ご飯もお好み焼きも、炭水化物であり、これはバランスが悪いのではないのか?と思うのだが、そんなことはないのだろうか。
 おそらく認識の問題で、関西の方々と私とではお好み焼きのとらえかたが違うのだと思う。私にとってお好み焼きはメインである。おかずではない。小さいころからお好み焼きはおかずだと思っていればそうなったのだろうが、なぜかそうならなかった。
 思えば、昔テレビで、まだヤクルトの監督が野村監督だったとき、サッチー夫人がジュニアリーグでお母さん方のお弁当を点検していて、「やきそばはおかずにならないからだめ」などと言っていたが、関西方面では当たり前だったのかもしれない。

●本好きへの100の質問:002

- 002. 記憶に残っているなかで、最も幼い頃に読んだ本は?-
 他にも何か絵本を読んでいたような気がするのだが、思い出せない。しかも本じゃなくて漫画だが、最も幼い頃に読んだ本といえばこれなのである。
 本当のことをいえばドラえもんであるかどうかすら疑わしかったりするのだが、藤子漫画であることは間違いない。なぜこれを覚えているのかというと、これを読んだときはまだ就学直前か少し前くらいで、「森」という漢字が読めなくて兄に聞いたからである。「もりっていうんだへー」と子供心に何となく覚えていたのを、今でも覚えている。どういう話を読んでいたのかは、全く覚えていない。
dora.jpgドラえもん(てんとう虫コミックス)

2004年08月28日

●華氏911

 昨日は、映画「華氏911」を観に行った。
 小さな映画館にも関わらず、後ろのほうに立ち見の人がいるぐらい満員で、皆関心を持っているんだなあ、と思った。
 観た感想としては、よくわからないところも多かったが、概ね面白かった。監督のマイケル・ムーアは本当にブッシュ大統領が嫌いで、再選させたくないのだな、と思ったが、大統領が変わって、少しでもアメリカがよくなるのかどうかは、また別の問題なのだろうなと思った。
 わからないところもあったけれども、9月11日のあの日の状況(私も唖然としてテレビを見ていたことを思い出す)、私の息子を返して、というある母親の悲痛な叫び、炭化した米兵の焼死体を棒で叩くイラク人、俺たち何やってんだ?と落ちこむ米兵たち・・・それらは非常に印象深く、私の心に強く残った。
 アメリカの選挙権を持っているけど行かない大人たち向けに作られた映画だが、時事的に旬なものだし、見るなら今が最適であると思う。

●本好きへの100の質問:001

 本好きへの100の質問を、ここでもやってみることにした。
 同じことをしているbookworm's blogさんのところにも、トラックバックを送りつつ、答えてゆきたいと思う。毎日更新予定の日々コラムとは別のカテゴリなので、書くことが増えただけのような気もするが、まあいいのである。一日一回答にしたいけれど、もしかしたらできないかもしれない予定である。
- 001. 本が好きな理由を教えてください。-
 本を読むことで、別の世界を味わうことができるから、本を読むのがやめられないのではないかな・・・と思う。
 本当に面白い本を読むと、本の世界と同化できるような気がする。そこで楽しい事が繰り広げられれば自分も楽しいし、悲しい事なら自分も悲しい。日常生活だけではないもうひとつの世界を少しだけ体感できるから本が好きなのだろうと思う。
 また、同じ本が好きな人々と色々と話せることも、本がやめられないことのひとつだと思う。人は感動したことは人に伝えられずにはいられないというが、まさにそれで、面白かった本を語り合うのは非常に楽しい。

●中島敦ブログ

 中島敦をブログにしてみた(コンテンツから行ける)。
 私が作ったサイトで唯一有用なのではないかと思われるが、まだ年表だとか作品の考察だとかはなされていないで、挨拶のみである。
 これから順次更新してゆくので(ただこちらほど更新頻度は高くないと思う)、暇なときにのぞいてみてやってほしい。
 中島敦ブログでは、HINAGATAさんのところで配布しているテンプレートに従って、作ってみた。スタイルシートがなくても割とまともに見れるデザインだそうである。今後順次テンプレートが増えてゆくらしいので、私としては非常に期待している。

2004年08月27日

●電子書籍

yahooの記事
 最近、電子書籍の売上が好調であるという。
 特に、PDAや専用の機器を使わないで携帯で読むというものが好調らしい。紙媒体で読むか電子媒体で読むか、読みやすければどちらだっていいと思うが、電子書籍を携帯で読むのは、まだ読みづらいような気がする(携帯の画面が大きくなろうとも)。わざわざPCで本を読もうという気はないが(本はごろ寝で読むこともあるが、寝ながらPCができるような環境ではない)、携帯が本を読むのに適したような形になって、ありとあらゆる電子書籍が購入できるようになれば、やってみてもいいかな、と思う。
 ドコモの電子本屋さんというものがあるが、これはPCやPDAなら閲覧はビューワのダウンロードだけだが、携帯の場合はmoperaにつながねばならないらしい。
 一瞬心が動いたものの、手順が多くて面倒そうだったので、やめにした。私にとっては、まだ買うほうがよいようである。

2004年08月26日

●所持金

 普段、私はお財布の中には2千円程度しか入っていない。
 あると使ってしまうからで、使うたびにATMからおろしている。これはこれでいい、と自分では思っているが、例えばおろしたその日は病院で所持金ぎりぎり使い、次の日は外出でまたお金をおろさねばならない、というとき、いつも二度ATMによるわけだが(病院に行った日と外出する日)、まとめておろしておけばわざわざATMによらなくてもいいのではないか?自分は無駄なことをしているのでは?と思ってしまう。
 だが、病院の治療代と外出の出費をまとめておろしたところで、小金があるとああ、あの化粧品を買わねばならないとか、家族にお菓子でも買って帰るか、などと考えが広がっていき、結局外出の日もATMによる、ということになるのではないか・・・と思っている。
 そういうことも含めたうえで、お金をおろしておけばいいのだろうが、そうするとお財布の中に常に結構な金額のお金が入っていることになり、それはそれでどきどきしてしまう。
 皆さんの普段の所持金額はどのくらいだろうか?ブログなので、トラックバックしてくれたら嬉しいと思うが、コメントだけでも結構だし、読み流すだけでももちろん結構である。

2004年08月25日

●カスタムジャケット

 私が携帯をFOMAにしたのは5月ぐらいのことである(P900i)。
 そのとき、最も人気のあったカスタムジャケット「ZEN」を注文したのだが、注文時に届くまでの日数が一週間といわれながら、全く連絡がなく、一ヶ月のび二ヶ月のび、私自身もどうでもよくなってきた今ごろ、届いたと連絡があった。
 どうでもいいのは事実だが、あればあったで嬉しいので、840円払って購入した(しかもその日のうちに迅速な行動でひきとりにいった)。
 もう今では夏仕様のカスタムジャケットがでており、そちらのほうが欲しいぐらいだが、今でも品薄なのではないか?と思う(パナソニックのページでも買えなかったと思う)。注文して待たされるのは嫌なので、ドコモショップを見かけたときに在庫があるかどうか聞くにとどめておこうと思う。
 個人的には、透明で、中に紙をはさめるような(型紙で切りぬけばいいような)カスタムジャケットがあればいいのになあと思う。チープに見えるかもしれないが、個性もでるし、私だったら購入する。と思う。

●おすすめの本

 今回もトラックバック企画に参加である。
 私のおすすめ本は、マキャモンのホラー脱却著作少年時代 (上)文春文庫少年時代 (下)文春文庫魔女は夜ささやく〈上〉魔女は夜ささやく〈下〉である。他にも色々とあるが、今回はとりあえずこのぐらいである。
 「少年時代」は、初めて読んだときは全く期待をしていなかったので、読んでみていい意味で裏切られ、読書の面白さというものを味わった小説である。これを読むと、少し元気をもらえる気がするので、今でも再読する一冊である。
 「魔女は夜ささやく」は、非常に期待していた本で、わざわざ発売日にハードカバーで買ったほどである。内容は期待に違わず重厚で、それでいて出来事すべてに意味があり、大変面白かった。読書経験のない人に進めようかと思うくらいだが、上下巻で長いので、読んでもらえるかどうかあやしいので、それはやめている。

2004年08月24日

●le coq

 私はスニーカーはあまり持っていない。
 だが、ル・コックのスニーカーは可愛らしいなあと思ってしまう。履いてみたいと思うものがあるが、形がよくても色が気に入らないものだったり、種類がなかったりするから、ル・コックのスニーカーは一足も持っていない。
 しかし、沢山あるスニーカーのメーカーの中で、ル・コックは何かが微妙に違う。デザインなのか色使いなのかわからないが(多分両方)、さすがおフランスのメーカーだなあと思う。かなり前にフランス製のコーンフレークを買ったことがあるが、味は普通だったにも関わらずパッケージが何だか非常にお洒落だったため、日本人と外人のセンスの違いはこれか?と感心した覚えがある。
 ただ、惜しむらくは紐のないスニーカーがあまりない点である(私はスニーカーの紐を結ぶという行為自体がすでに面倒くさい)。
 似合うかどうかはわからないし、靴ばかり増えても困るが、そのうちル・コックのスニーカーを買ってみようと思う。
----
ル・コック公式HP
ル・コックの鶏の壁紙がダウンロードできる(結構カッコイイ)。

2004年08月23日

●我慢

 我慢はよくない。
 ここ2日間、そういうつもりではなかったが私はずっと排便を我慢していた。ふんばって我慢していたわけではなく、ちょうど便意がやってきたときは出かける直前だったり、手を離せないことがあったりで、トイレに行きそびれていたのである。一度行きそびれると、なぜか便意というものは消えてゆくから不思議なものである。
 今日もそんな感じだったので、そういうことは会社に着いてからにしよう、と思っていたのだが、私の腸はそう思ってはいなかったようで、案の定腹痛がやってきた。ここまでなら、一度ならず経験のあることなので、大丈夫そうなら会社まで、そうでなければ最寄の駅でトイレを探せばよいことなのだが、今回はその痛みがあまりにひどくて、立っていることが困難になり(電車の入り口付近に立っていたが不自然なくらい中腰になってしまった)、本を読んでいられないほど無視できないまでになっていた。今回、今までと違う新しい発見は、痛みのあまり視界がぼやけてきたということである。そこまで我慢したつもりはないのだが、私の腸はきれい好きなのかもしれない。腹痛で視界がぼやける(座っていていきなり立ったときのような)というのは初めての経験だったのだが、駅につくころには痛みがフェードアウトして、急いで会社に着いて事無きを得た。
 身体からの信号は無視してはいけない、と心に刻んだ。

●中島敦をブログに

 中島敦のコンテンツをブログにしようかと思っている。
 無償でダウンロードできるMovableTypeは、投稿者は一人だけだがブログが3つ作れるのである。唯一有用といってもよいコンテンツなので、あえて独立させてブログにするのも面白いかなあ、と思っている(ここのコンテンツにしてしまうとごちゃごちゃしてしまいそうな気がする)。ページの構成は画像を使わない簡素なイメージで、と思っているが、まだ作ってはいない(パスの設定が面倒くさいし、おそらく別にディレクトリをあらかじめ作っておかねばならないのではないかと思う)。今のところHTMLだが、ある日突然ブログに変わっていると思うので、お待ちいただきたい(内容は全く変わらないが)。

2004年08月22日

●おすすめの映画

 今回もbookworm's blogさんのところのトラックバック企画に参加である。
 私は、根っから映画好きというわけではない。きちんと観るようになったのはここ3年ぐらいの話だし、中学や高校のころはテレビの再放送で満足しているぐらいだったのである。そんな中でおすすめといえるものはといえば、「戦場のピアニスト」かな、と思う。過去の日記を探れば(ブログでなくコンテンツの中から)、「戦場のピアニスト」について書いた記事がでてくると思うが、ショパンの曲が非常に美しいのである。他にも着ている服がお洒落に見えたり色々あるが、この映画のことを思い出すとショパンの「遺作」が流れてくる。
 また、すごくおすすめではないけれど、日本にもこういう映画があってもいいのに、と思う映画は「ボウリング・フォー・コロンバイン」である。アポなし突撃取材といえばバラエティ番組として日本にもあるが、映画としてここまでやってくれるような作品があってもいいのになあ、と思う。
B0000896HN.09.MZZZZZZZ.jpg戦場のピアニストTHE PIANIST
B00008HC54.09.MZZZZZZZ.jpg
ボウリング・フォー・コロン...Bowling for Columbine

2004年08月21日

●天然炭酸

vals.jpg
 最近購入した濃縮タイプ健康飲料にくっついてきた炭酸入りミネラルウォーターである(ミネラルウォーターに健康飲料を入れてお飲みください・・・ということらしい)。フランスでは日常的に飲まれているとかいないとかいう話である。
 冷たくすると美味しかったのだが、通販でもない限り日本では売られていないような気がする(大きなスーパーなら出回っているのかもしれないが)。
 炭酸が天然、ということは、採取地(写真のValsという飲み物はフランス南部、ローヌ・アルブ地方が採取地)でくみ上げた時点で炭酸が入っているということなのだろうか。天然というからにはそうなのだろうが、水に炭酸が入っている、というのは何となく不思議な気がする。日本ではあるのだろうか?

●どぶどろ

dobudoro.jpgどぶどろ(扶桑社文庫)
本所で発生した夜鷹蕎麦殺し。山東京伝の従者、平吉はその謎を追ううち、山東京伝や銀座衆の謎が見えはじめていった。
----
 宮部みゆき「ぼんくら」がこの作品のスタイル(はじめに何人かの庶民の生活を短編で写していき、その人物たちが関わりあった長編が最後にある)を踏襲したことで最近注目されているそうだが、そうとは知らずに読んだ。
 私は、読書中にその本の先のストーリーを追ってページをめくってしまうという読書人にあるまじき癖を持っているが、最後を読んでしまって、「救いのない話かもしれない」と思った。だが最後まできちんと読んでみると、少なくとも主人公にとっては多少は幸せといえるのかもしれない、と思うようになった。
 この作品はお大名や知識人の、庶民よりも上のレベルの人たちの欲望や汚濁について(それに巻きこまれてしまったのが庶民)書かれている。だが主人公が何よりも目をそむけたかったのは、汚濁そのものよりも、偽善なのではないかと思う。それが何としても嫌なら、ああいう最後もありなのかもしれないと思った。
 宮部みゆきの「ぼんくら」は、そう考えると、いい言い方をすればほっとする、悪い言い方をすれば上品すぎてパンチがない終わり方だろうと思う。

2004年08月20日

●珍味

 珍味の範疇にはいるのかどうかはわからないが、私は鮭フレークが大好きである。あれさえあれば、ご飯のおかずには困らない。お弁当に入っていた日には、なんて豪華なお弁当なのか、とすごく感謝するぐらいである。
 その鮭フレークと同じようなかんじで、「たらこミックス」という商品がある。鮭フレークのたらこ版なのだが、今まで食べてきた感想としては、確かに美味であるけど、味は鮭フレークである。違うのは食感だけなような気もする。
 私はこれらが大好きなのだが、海外ではこの味は受け入れられるのか、というのがふと気になった。海外向けに作られたものでないことは充分に分かっているが、アメリカでは魚が嫌いな人が多そうな気がするし(漫画や小説を読んでの感想)、私以外の家族が炭酸入りミネラルウォーターを好きになれないのと同様、海外では鮭フレークは受け入れられないのかなあ、と思った。
 受け入れられなくとも、仕方ないとは思っているが、何となく気になった。

●ブログ関連の本

 ブログは最近流行りだから、きっとブログに関連する本(ブログのタイプ別でスタイルシートとテンプレートとの関係が書いてあったりするようなやつ)があるだろう、と思って探してみたのだが、結構少ない。なぜか、ココログやはてなアンテナなどが詳細に解説されている本がでている。ということは、ブログを無料サービスで利用している人が大半を占めるというわけで、Movable Typeなどそれぞれのシステム(ココログはMovable Typeのシステムを使用しているらしい)別に語られているような本はないのである。Movable Typeの本もあるにはあったが、内容が2.4ぐらいのものなので、3.0と変わりなければいいが、テンプレートも、スタイルシートの定義もだいぶ変わってしまったようである。だから、現状ではネットと試行錯誤のみが頼りということになる。そのうち本がでるような気がしないでもないが、そのときはMovable Typeのバージョンがあがってしまっているのではないか?と思っている。

2004年08月19日

●読書環境

 今回、初めて自分からトラックバックを送ってみた。
 送り先は、最近よく覗きにきてくださるbookworm's blogさんのところである。
 私の読書環境は、たいがいが電車の中である。片道の通勤時間が40~50分ぐらいであるとはいえ、結構読めるものである(1冊読了というところまではいかないが)。あるいは社用で図書館に行ったときの複写サービス時の待ち時間であるとか、病院での待ち時間であるとか、興がのったときは自宅のベッドの上で1~2時間ばかり読書をすることもある。
 だが、何か熱中していること(今はこのブログの編集なんかがそうである)があるときは、本のほの字も浮かばないから、実は根っからの本好きではないのかもしれない。
 読書時には、必ずブックカバー装着である。借り本の場合うっかり汚さないためであるし、最近は可愛いブックカバーが色々売っているのでつい買ってしまう。現在のは、もう3代目である。

2004年08月18日

●うさちょ

 最近、こうさぎのうさちょ(右側にいつもいるうさぎ)が、私の投稿したエントリーと関連したブログを紹介してくれたりする。最初はこちらの設定ミスで「!」とか「♪」しか喋らなかったのだが、きちんと設定したら片言だが喋るようになった。
 だが、「微妙ー!」と喋られるとなぜだかよくわからないがこちらも微妙な気持ちになったり、「男ー!」と喋られたときは何もしていないのにひどく恥ずかしい気分になった。
 一日一回は生ログ(その日のアクセス解析)を見るのだが、一日のページビューのうち、半分以上が自分なのが少し悲しい。だがここを改善したらどうだろう、とか、コメントきてないかな、とかついつい見てしまうのである。

●2段3段

 このブログは、現在2段カラムである。
 左側にエントリーがあり、右側に相互リンクや過去記事にいけたり、こうさぎがいたり、バナーが貼ってあったりする。この右側が長くなるのは、個人的にあまり好きでないのだが(スクロールするのはめんどい)、リンクが増えたりすれば長くなるのは必然なので、3段にしてしまうのはどうだろうか?と考えている。
 3段にすれば、右にブログのカテゴリへのリンクとか、左に他サイトへのリンク、などと分けられるし、何よりスクロールしなくていいというところがいい。しかし3段にしてしまうとテンプレートが書き換えになってしまい、自分で見よう見真似でやってきたことが全部ぱあになってしまう可能性がある。
 今のところ大した記事数でもないし(そもそも大したサイトでないし)、文字の大きさや行間で調節できるのではないかと思うが、ある日3段カラムになっているかもしれない。

2004年08月17日

●打ち水大作戦

 明日から、全国的に打ち水がされる。
 都市部のヒートアイランドを緩和させるための社会実験だそうで、去年の実験結果では1℃下がったという。
 個々でちまちまやっていると効果が薄いので、時間を決めて皆で打ち水をするものらしい。それぞれの地域ごとに、いつの時間に打ち水をしましょう、というポスターがどこかに貼ってあるかもしれない。私が勤めている社内では、ポスターが貼ってあって、お昼に打ち水をするらしい。
 暑いときに1℃下がったからどうだというのか、と思うかもしれないが、打ち水をするだけでちょっと涼しい風が吹くので、午後が少し過ごしやすくなるかもしれない。
 昔は朝晩に打ち水をしたそうなので、どうしても冷房を使わずに涼しくなりたい人は、朝昼晩打ち水をしたら、少しは涼しくなるかもしれない。まずは楽しんでやろうということなので、興味のある方はやってみてはいかがだろうか。
----
詳細はこちら打ち水大作戦2004

●コンテンツを追加

 以前にあったコンテンツ(それまで書いていた日記や、中島敦のコンテンツ)をリンクさせてみた。中島敦のコンテンツはブログにしようかどうしようか迷ったものの、更新頻度が多くないものをブログにするのはどうだろうか、それともブログにしたら意外に更新するようになるだろうか、と迷っている。とりあえずそのままリンクさせることにした。
 以前にCGIでいれていたゲームのPEOPLEだが、サーバーのマニュアルを見たら、負荷が高くなってしまうから禁止だと書いてあった(今日見て気がついた)。なので、PEOPLEで遊んでいただいた方には申し訳ないのだが、このブログ自体が負荷が高そうなので、コンテンツからは外すことにした。
 そういえばメールや自己紹介がないな・・・と今更気がついたので、適当なときに追加しておく予定である。
 とりあえず、ブログの総合サイトのようなところにping通知をだしておいた。さきほどはエラーがでてしまったのだが、色々やってみている。

続きを読む "コンテンツを追加"
2004年08月16日

●微妙

 微妙という言葉が嫌いな人がいる。
 この場合の「微妙」とは、「微妙な色合い」という意味の微妙ではなく、「今日の飲み会参加する?」とか「これって何々じゃない?」といったときの返事、「うーん、微妙」という場合の「微妙」である。つまり否定なのであるが、全て否定ではないというときや、否定だけれどもそれをはっきりと言いたくない場合に使う(かくいう私もたまに使ってしまう)。
 使わない人にとっては、白黒はっきりしないので何とも曖昧であるし、もやもやした感じがするから嫌いなのはよくわかるが、使うほうは曖昧にさせたいから使っているのである。
 その場が曖昧になるだけで、否定の意味合いも何となくわかってもらえるような気がするのではないか?と思う。そういう意味で「微妙」という言葉は非常に便利な言葉である。外国語でこういう言いまわしはあるのだろうか、と思うが、海外ではそもそもそういう概念がないのかもしれない。
 この文章を書くときでも、「微妙」という言葉を使ってしまいそうになった。そのぐらい便利である。だが、物事は曖昧にさせておけばいいというものでもない。

2004年08月15日

●見栄え変更

 あまりカッコイイとはいえないかもしれないが、とりあえず見栄えを変更してみた。画像があまりないシンプルな構成である。
 参考にしたのは海外のテンプレート配布サイトであるが、海外のサイトはブログの形式にこだわらない、カッコイイものが多いなあと思う。だがやはりMovableType3に対応しているかというとしていないところがあって、私が参考にしたサイトも全然違っており、結構苦労した。タイトル画像も何とか表示させたが、今回はシンプルなだけなので、まだまだ勉強が必要である。
 だが、この作りはカラーを変えれば色々作れるので、しばらくはこれでいってみようかと思っている。
----
 私が参考にしていた海外のサイトは、ここである。ここのmiz dosという人が作ったテンプレートの中のひとつを参考にしている(画像も拝借している)。非常にカッコイイものが多くて、真似したくなるのだが、movabletype3ではどうもだめなようである。2.6×であれば大丈夫かもしれない。

●モカ

 ドトールでも、スターバックスでも、カフェとよばれるところでカフェラテではなく何かもっと違うものが頼みたいとき(豪華にしたいとき)、私はモカを頼むことが多い。
 モカというのは、それがアイスでもホットでも、大体必ず上にクリームがのっている。テイクアウトでない場合は普通にそのクリームまで食べてしまうが、ほとんどの場合テイクアウトなので、会社でさあ飲むぞというとき、いつもこのクリームをどうしたらよいか考えてしまうのである。
 それはきっちりフタがしてあるので、フタをわざわざとってクリームをすくったりするのは気恥ずかしいのである。液体とは意外に混ざらないし、結局最後までクリームが残ってしまい、アイスの場合は氷と一緒に水になってあまり美味しくない代物になってしまっている。こういう場合、皆はどうしているのだろうか。
 普通にクリームを食べればいいのはわかっているが、結構できないものである。

●男振

otokoburi.jpg
男振 改版(新潮文庫)
 若くして髪の毛が抜ける奇病になってしまった源太郎は、藩主の嗣子に侮蔑され、乱暴を働いてしまう。それがなぜか別人となって生きることを許されるが、実は藩主の血を引いていたことがわかり、お家騒動に巻き込まれる。
----
 ああ池波正太郎の小説だなあ、と思う。主人公が若禿というコンプレックスをエネルギーに変えて、自分の思った道を生きて行くさまや、登場人物たちが織り成す粋な世界、など池波正太郎の世界が頭に広がってゆくようである。
 最終章は「薫風」というのだが、その名の通りの、爽やかな結末であり、読後感も未来や希望を感じさせて、佳品だと思う。

●ジェニィ

jenie.jpgジェニィ 改版(新潮文庫)
 猫大好きな少年、ピーターは、猫が飼いたくて仕方がない。ある日、交通事故にあってから、ピーターは猫となってしまう。とまどいながらも、優しい猫ジェニィに出会い、二匹は冒険の旅に出発した。
----
 「トマシーナ」の前作にあたる作品がこの「ジェニィ」である。
 少年の成長物語なのだが、私には少し訳文が読みづらく感じた。それが気にならない人なら、猫がどうやってねずみをつかまえるかとか、猫の身づくろいの理由とか、本当かどうかは別としても、大変楽しい物語である。

2004年08月14日

●トマシーナ

thomasina.jpgトマシーナ(創元推理文庫)
 動物に愛情のない片田舎の獣医マクデューイ氏は、娘メアリ・ルーの可愛がっていた猫トマシーナが病気になったとき、安楽死を選んでしまう。そのときから心を閉ざすようになってしまったメアリ・ルー。途方に暮れるマクデューイ氏の前に、変わり者といわれるローリがあらわれた。
----
 かなり久々の書評である(それだけあまり読書数が多くないということになる)。
 表紙の猫の絵に惹かれて購入した。前作にあたる物語「ジェニィ」があるとのことだが、先にこちらを読んでしまった。
 猫の不思議な冒険というわけでもなく、猫を通した家族愛というのがテーマだと思う。望まずして獣医になったマクデューイと、その娘メアリ・ルー、魔女と評判だが心の純粋なローリとが軸になって話が進む。全編にわたって暖かさがあり、安心して読める話になっている。また、猫の可愛らしさや、作者の猫への愛がよく伝わってきた。

●ブラウザ