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2008年02月17日

●皇国の守護者:全5巻


 人と龍が共存する世界において、島国の皇国と大陸の帝国の間に戦争が勃発した。圧倒的な戦力の前に皇国軍は敗走するが、軍建て直しのための遅延戦闘が行われることになった・・・。
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 独断と偏見の何でもレビューさんで紹介され、面白そうだと思ったので漫画喫茶で読んでみた。
 随分以前から広告などで存在を知っていて、かなり絵の上手な作家さんなのではないか・・・読んでみようかな・・・と思っていたが、読んでみたら素晴らしく上手なわけではないが、バランスと構図がよくてセンスがあるのだ(それはやはり上手ということかなと思うが)、と思った。
 ストーリーは、日露戦争がモデルとなっていて、「人と龍が共存し、導術師と呼ばれる特殊な術(テレパシー)を使う者たちがいる」というファンタジーな設定があるものの、それらは戦況を覆すほどのものではなく、あくまでも手駒のひとつとなっていて、圧倒的な戦力の前には当然苦戦する、というところが面白いと思った。主人公の新城直衛が個性的(少なくとも少年漫画の王道的な性格ではない)であり、周囲のキャラクターもなかなか面白いのだが、全てはこれからというところでこの漫画は終了している(つまり全5巻で序章という感じである)。
 原作者との間に色々な事情があったらしいのだが、もう少し続けば(せめてもう5巻ぶんくらい)、いい作品になっただろうにな・・・というところが残念である。どこかで復活すればいいなあと思っている。

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