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2008年02月26日

●神の雫


 神咲雫は、世界的なワインの評論家を父に持っているが、ワインしか頭にない父に反発し、ビール会社の営業として働いていた。しかしその父は突然亡くなってしまう。父の遺言は自らの選んだワイン12本が何なのかをわずかなヒントで当てた者に遺産を譲るというものだった。
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 「美味しんぼ」のワイン版というべき漫画だが、この漫画の魅力は敵役である遠峰一青(ヨン様似)がほとんど担っているといってもよいと思う。ときには敵(主人公の神咲雫)に塩を送ることもあるがプライドが高く雫とどこまでも張り合おうとする・・・という海原雄山のようなキャラクターだが、イケメンなのでファンが多いと思われる。この個性的な敵役とはうってかわって主人公は非常に類型的(父親譲りの天性の勘、嗅覚等をもつが知識は全くないので誰かしらの助言が不可欠)な作られ方をしているが、一応主人公らしい活躍をしているので影が薄くなったりはしていないところがいいと思う。
 線の細いきれいな絵なので女性受けもいいと思う(事実私がこの漫画に気づいたきっかけも電車内で隣の女性がこの漫画を読んでいたからなのである)。個人的には、遺産なんてきれいに半分こしちゃえばいいじゃんと思うのだが、これは漫画なので、続きを素直に楽しみにしたいと思う。

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