●チェリー・チーズケーキが演じている
マイクとノーマンからのプロポーズという夢のような日から一週間がたち、レイク・エデンで映画撮影が行われることになった。だが、素行に問題のある人物の監督が撮影中に死亡してしまう。そして側にはハンナの作ったチェリー・チーズケーキが・・・。
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シリーズの8作目であるが、今回はマイクとノーマンのプロポーズに対してどういう答えを出したか?ということと映画のプロデューサーである大学の同級生、ロスに複雑な思いを抱くハンナ・・・というのがメインであり、殺人事件は刺身のつまのようなものである。
冒頭部分で殺人事件は起こってしまうが、そこからマイクとノーマンからのプロポーズに悩むハンナが町中からどちらを選ぶのかとせっつかれて軽くキレて答えをだし、レイク・エデンに映画の撮影隊がやってくるという過去に遡り、再び殺人事件が起こるところに至るまでに話の半分程度が費やされている。殺人事件がメインならばあまりあり得ない構成だが、このシリーズで最も魅力的なのはハンナの周辺の話であるので、これはこれでかえって潔くていいかな、と思った。
二人のプロポーズに対してだしたハンナの答えは、「いつ結婚したいかは自分で決める。自分が結婚したいと思うまで、二人とは結婚しない」というものだが、実際にそういう答えができるかどうかは別として、ハンナらしい答えだなあと思った。作品的にも作者が続けたいと思うまでずっと続けられるかなりおいしい設定なのではないかと思った(一読者としては答えをだしてほしいと思うけれども)。
このシリーズは今までのようにまだもう少し続きそうなので、楽しみに次を待ちたいと思う。